2008年 11月 15日
2008/11/15 20:05 新宿の南口マクドナルドのカウンターで書いている。ポメラを日常の中で使い初めて3日。ポメラとカメラをもって旅に出たくなった。ポメラという名前は「ポータブルメモライター」の略であるが、カメラと頭文字違いというのはおもしろい。 旅に何を持っていくかは人それぞれ。今年、新婚旅行でトルコに行ったときはデジタル一眼レフを持っていった。いい写真も多く撮れたが、二度と旅行に一眼レフなど持っていくまいと思った。重いし、首からかけているとどこかに当たらないか気にしなければいけないし、喫茶店やレストランに入ってもテーブルの上に置くと面積をとってしまう。写真を撮りにいく旅ならいいが、旅行自体を気軽に楽しもうというときに一眼レフはあまりに大きすぎる。 そこでコンパクトデジカメ、通称コンデジをその後物色してたどりついたのがリコーのGX200。痒いところに手が届く機能と豊富なカスタマイズボタンのメニューがいい。ズームしたときのレンズの音やフォーカス音に値段ほどの質感が感じられないのが残念だが、日常の延長としての旅を楽しむにはこのくらいのサイズがちょうどいい。 旅にパソコンを持っていくのは機動性をスポイルする。ホテルに置いておければ出先のリサーチ用、デジカメデータのバックアップ用に重宝するが気ままに毎日宿を変えながら旅するスタイルには向かない。そこにポメラである。電池の心配もいらない。重さも文庫本程度の大きさ。キーボードの凝ったギミックはいかにもメイドインジャパン。(正確にはメイドインチャイナだが)旅先での受けもきっといいだろう。 ポメラとカメラがあればあとはなにもいらない。 旅に持っていく電力を必要とするツールはこのふたつでいいのではないか?旅先で自分の目でみたもの、その中で残しておきたいものをカメラで撮る。旅先で五感で感じたこと、考えたことをポメラに書き残す。旅先では、旅自体を全身で楽しみ、機器の充電やメンテナンスのことなど考えない。旅先から帰ったらポメラで書いたことにカメラで撮った写真を添えて発信すればいい。 ものを書く環境として自宅が一番と考えている人にポメラは必要ない。旅先や出先でこそなにかが書きたいという人こそポメラを使うといい。旅先ではきっとケータイでもパソコンでも書けない不思議な旅行記がポメラで書けるに違いない。 旅にはポメラとカメラ。次の旅はそうするつもり。 2008/11/15 20:30 (川井拓也)
by pomerade
| 2008-11-15 20:05
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電子タイプライター"ポメラ"で書く徒然なるディリーコラム。メールもウェブもないポメラは誰にも邪魔されない小さな書斎。コピペなしの文章でヒマナイヌの川井がお届けします。 by pomerade 検索
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