ポメラdeコラム

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2008年 11月 17日

身体の一部になるデバイス、ポメラ。

2008/11/17 04:07
明け方のベッドの上で書いている。布団の上でポメラを打つとフワフワして変な感じ。ポメラは久々に体の一部になるガジェットになりそうだ。これまでに同じような愛着を感じたガジェットは3つある。ひとつはVAIO C1。ふたつめはThinkPad s30。みっつめはW31SAだ。

VAIO C1は発売日に買いに行った。バイブルサイズのシステム手帳ほどの大きさにパームレストがないトラックポイント型のキーボード。手の腹が机に接して指の前半だけでキーボードを打つ感じはポメラにも似ている。かなり変速的なキーボード配列だったがすぐに慣れ、ものすごい速度で打てるようになった。日刊デジタルクリエーターズで毎日連載したip2000のコラムの半分はこのマシンから生まれたっけ。横長のスケジュール帳を底面に張り付け4つおりVAIOとか言って人に自慢していた。

ThinkPad s30も発売日に買った。535から535E、そしてs30へ。本体からはみでているキーボードが鮮烈でpisionみたいにも見えた。パームレストが小さく、その代わりバッテリーのラッチが回転し、より前傾姿勢になるようになっていた。これにより手の腹は机にのり指の先で打つ感じだった。このマシンは本当に好きで未だ手元に残してある。ホームポジションの刻印がほとんど削れてないのも思い出深い。擦り切れるまで使った唯一のデジタルガジェット。

W31SAはスライド式のケータイでちょっとiPodっぽいデザインだった。整髪料のチューブをイメージしたデザインで逆さに立てるとことができた。このケータイは断面がカマボコのようにRがとれていてそれが手にしっくりと馴染んだ。いつも手の中で転がしていたいケータイだった。スライドしたテンキーから上部にあるカーソルキーへの角度もなめらかで良かった。

それ以来、パソコンもケータイも何台も変わったが「これだ!」と夢中になり身体の一部になるようなガジェットには出会えなかった。

そこにポメラ。VAIO C1と同じパームレストなしの構造。ThinkPad s30と同じしっとりとしたビーチスキン塗装。W31SAのようなさりげないスライド開閉ギミック。こうして書いてみるまで自分でも意識しなかったが、自分が好きになる要素が詰まっていたようだ。使いはじめて4日間。ポメラのどこが好きか?と言われれば液晶の左右の凹みと答えるだろう。この凹み、最初みたときは謎だったが、使ってみると「なるほど!」という感じ。キーボードをスライドさせるときつかんだり、書き終わって歩きながら文章を推敲するときに握ったり、塗装の気持ちよさも相まってポメラのクオリアを象徴する部分になっていると思う。

今の調子なら1日5000字くらい。1ヶ月で15万字。1年で180万字くらいか。パソコンのキータイプは大半が仕事のメールか書類だから好きで書く文書が占める割合は少ない。ポメラの場合は100%書きたい文章のためのキータイプ数。これからキーボードの刻印が削れ、ビーチスキン塗装がはがれ落ちるまでかわいがってやりたい。

2008/11/17 04:27
(川井拓也)

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by pomerade | 2008-11-17 04:27 | ポメラ


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