2008年 11月 26日
2008/11/26 04:17 ポメラの生みの親に会えた。ポメラのプレスリリースを最初に読んだとき、これを作った人はすごい哲学を持っていそうと思った。その人に会えるのはとてもうれしかった。 あれもこれもつけていくことは簡単だ。そのなれの果ては現在のケータイやスマートフォンだ。肥大化する機能に試行錯誤が続くインターフェイス。それはそれでガジェットとして追っかけるのも楽しみではあるが、本質的についている機能は本当に必要なのか?と問われれば答えに窮するところもある。ひまつぶしのための多機能化? ポメラは「どこでもキーボード」として作ったと言う。文房具としての愛着を感じさせるようなものを作りたいとの狙いはズバリ自分にとってストライクだった。開発途中に検討されたさまざまな天板のカラーやモックからポメラがシステム手帳のような大きさのイメージを持っていることも分かった。 買って2日でこのイベントを仕掛けてしまう神田さんや、長野からかけつけてしまうユーザーの行動力、ポメラは熱烈にユーザーに愛されるタイプの製品になるのではないだろうか? ある人には「こんなものが欲しかった!」と思え、ある人には「存在の意味すら分からない」というポメラ。これからどんな風に育っていくのか楽しみなガジェットだ。 2008/11/26 04:27 555文字 (川井拓也)
by pomerade
| 2008-11-26 04:27
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電子タイプライター"ポメラ"で書く徒然なるディリーコラム。メールもウェブもないポメラは誰にも邪魔されない小さな書斎。コピペなしの文章でヒマナイヌの川井がお届けします。 by pomerade 検索
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