ポメラdeコラム

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2009年 03月 12日

乳幼児から幼児へ、それは視界を獲得すること。

乳幼児は寝たきりならぬ寝たまま。自分で寝返りをうつことはできないので、視線は天井に固定されたまま。彼の世界はそのぼんやりしたベッドの上の天井と近づいてくる母親の顔がすべてである。

しかし、首が座り始めてくる60日を超えてくるとそれが変わってくる。夕方に風呂に入れたあと運動させ眠くさせようという作戦をしているのだが、お父さん登りに挑戦させている。胸に抱っこして首を支えてあげる。すると自分で視界を獲得しようと足をぴんと伸ばし、首をあげようと頑張る。これがお父さん登りだ。その時の表情というのは新しいことにトライしようとする人間の心意気のようなものが感じれて大変微笑ましい。

自分の見たいものを自分の力で見る。

犬や馬なら生まれた日にできることを人間の赤ちゃんは半年近くかけて獲得するのだ。人間は四足から二足へ、地上から木に登り世界を俯瞰することで視野を広げ進化してきた。乳幼児から幼児へのプロセスはまさにその進化の歴史の凝縮である。自分の肉体の動きによって獲得した新しい視界を手にしたとき、赤ちゃんの瞳孔は大きく開く。新しい視界の獲得。それはまさに彼にとっての新大陸発見なのだ!

2009/03/11 17:02
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by pomerade | 2009-03-12 11:31 | 子育て


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