2008年 11月 15日
2008/11/15 19:07 街からクリスマスソングが聞こえるようになってきた。ジングルベルからマライヤキャリーまで、プレゼントという消費を促すべくラジオからデパートまで呪文のようにクリスマスソングを流す。 思えばこのような街の気分は、イベントが作る。クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデー。クリスマスソングは同時に年末へ向かっていくという気分も盛り上げていく。動物に新年という概念はないが人間にはある。毎日続く昨日と今日の境目がその日だけは特別な境目になる。 クリスマスは好きでも嫌いでもないが、一人でいたいと願う人にとって苦痛なメッセージを発している。誰かと一緒じゃないとさみしいという感覚。クリスマスが持つその同調圧力が個人的には嫌いだ。もとは家族の日だが、日本では恋人の日のように解釈されマーケティングに使われているからだ。いつだったかの日経に調査結果としてクリスマスに恋人とシティホテルで過ごしたいと思う20代が減っていることが載っていた。消費に流れない最近の20代を嘆くといういかにも日経な記事だったが、広告に流されないスマートな消費者が増えてきたということだ。おおいに歓迎だね。 2008/11/15 19:17 (川井拓也)
by pomerade
| 2008-11-15 19:17
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電子タイプライター"ポメラ"で書く徒然なるディリーコラム。メールもウェブもないポメラは誰にも邪魔されない小さな書斎。コピペなしの文章でヒマナイヌの川井がお届けします。 by pomerade 検索
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